【老後 住宅ローン】40代、50代で住宅購入を考えている人は必ず見て下さい!!

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https://www.youtube.com/watch?v=ffNKhINrgXE&t=1s

今回は、「40代、50代で住宅を購入する人は、これを知らないと大変なことになります」という話をさせていただきます。

メインはお金の話になります。
まず、住宅ローンの前提条件ですが、基本的に申込は65歳までになります。
もちろん収入がある、一定上の資産がある方は、融資を受けることは可能です。
ただし完済が80歳までという一般的な規定があるので、こちらは覚えておいてください。

不動産の購入の平均年齢を調べると、意外な結果がありました。

一般的な条件
申込み:65歳未満
完済:80歳未満

平均年齢(世帯主の年齢 一次取得者)  
注文住宅 38.9歳
分譲戸建住宅 37.4歳
分譲マンション 39.3歳
中古戸建住宅 43.8歳
中古マンション 45.0歳

※1 出典:「令和2年度 住宅市場動向調査報告書」(国土交通省)

見ていただくと分かるように、40代以降の年齢が入っています。
45歳で購入となると、完済が80歳になるので、まさにギリギリのタイミングで購入されているということがわかります。

ちなみに住宅ローンは、年齢が高くなるほど審査が厳しくなります。
審査の基準となるものとして年収、勤続年数、家族構成などがありますが、
下記も審査の重要項目になります。

①完済時年齢
②健康状態
③担保評価
④借入時年齢

しっかりと知っておいてほしいポイントは、60歳以降の年収が大きく減るという点です。
一般的に一番高い年収は50代に来ますが、そこを100としたときに、60~65歳の再雇用時年収がどれくらいになるかというところを、ご存じない方が多いです。
どれくらい減るかというと、一般的には40~60%になると言われています。
それを知らずにローンを組んでしまう方が多いのでご注意ください。
借りられるお金ではなく、返せるお金で予算を慎重に考えることが大切です。

もちろん、収入が減ったタイミングで不動産を売買して、次のところに移るというのも適切な選択肢の一つです。しかし、そのタイミングで新たに住宅ローンを組もうと思うと難しくなってきます。できれば住み替えせずに済むような物件を購入するか、リセールが効くような物件を購入することが大切です。

また、【完済時の年齢を低くする方法例】は下記のようなものがあります。

①毎月の返済額を増やす
②借入額を少なくする
③頭金を増やして融資額を減らす 

借りられる限界でローンを組んであとで苦しむことのないようにしましょう!
適切な予算を考えて購入していただくのがベストな選択です。
借りられるだけ借りる、という選択はしないようにしていただきたいと思います。