【中古マンション】絶対に買ってはいけないマンション5選

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今回のテーマは「絶対に買ってはいけないマンション5選」です。

私だったら買わないだろうマンションの特徴などのお話をしたいと思います。

NGマンションという表現は悪いですが、換金性や流動性に欠けるというのが正しい表現だと思います。なかなか売却しづらい、買った瞬間に価値が下がるというようなマンションの特徴という点でお話させていただきますので、参考にしてください。該当しているマンションが絶対にダメだということではなく、注意が必要というように考えていただきたいと思います。

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目次
●修繕積立金が安すぎる
●リビングの配置が悪い
●駅から10分以上かかる
●エレベーターがないマンションの4階、5階
●旧旧耐震マンション
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修繕積立金が安すぎる

異様に修繕積立金が安すぎる場合は要注意。国土交通省のガイドラインが改定され、月額の専有面積当たりの修繕積立金は200円~300円程が一般的な金額と言えると思います。延べ床面積や、機械式駐車場、免振・制震構造などの特徴により前後はありますが、平米単価が安すぎる場合はご注意ください。ただし安くても長期修繕計画がしっかり立てられていることが明確に分かる場合は、買ってはいけないマンションには入りません。

また、日本のマンションの場合は、築年数が新しいマンションは修繕積立金が安く、築年数が上がるごとに増していく方式が採用されている場合が多いので、当初は修繕積立金が安くても後々上がっていく可能性も考えておく必要があります。

リビングの配置が悪い

リビングは資産価値に直結するポイントです。例えば売りに出した際には、眺望、周りからの視界、日当たりの点がよく見られます。共用廊下や向かいの住戸から見えるような配置になっている場合は好ましくありません。景観を大切にしながら、覗かれる心配のないマンションを選ぶのが大切でしょう。

駅から10分以上かかる

中古物件は立地が人気を左右します。駅から10分以上あるマンションをご提案させていただいたこともありますが、そのような場合は理由が明確にあり、周りがマンションしかないエリアでした。そのようなマンションは駅から10分以上かかっても問題ないと思います。

逆に、戸建てが並ぶエリアにマンションがポツンと立っている場合は、よく考えた方がいいでしょう。戸建て住宅と競合してしまうエリアで、もしマンションを売却するとなると、価格でしか勝負ができなくなることがほとんどです。絶対そこに住む必要がある場合以外は、よく検討されることをおすすめします。

最近は駅前再開発などで新築が多く建てられるケースもあり、そうなると中古物件を売りにくくなってしまうため、なるべく駅に近い物件を選ぶようにしましょう。

エレベーターがないマンションの4階、5階

エレベーターがないマンションでも1階、2階はニーズがあるものの、4階、5階では物を持っての上り下りなど日常生活が不便なためニーズが薄く、将来売却しにくい可能性があります。

旧旧耐震マンション

● 旧々耐震基準:1971年(昭和46年)以前の物件
● 旧耐震基準:1981年(昭和56年)以前の物件
● 新耐震基準:1981年(昭和56年)以降の物件

地震の多い日本では特に災害対策が必須と言えます。1971年以前に建てられたマンションは、そもそも基準が不明確な時代のものになりますので、注意が必要です。

今は時代が進んでいて、旧耐震のマンションでも耐震工事をやっていれば安心のマンションがたくさんありますが、旧々耐震の場合は耐震工事で改善できないことがほとんどだと思いますので、よく考えて選んでいただきたいと思います。

以上、絶対に買ってはいけないマンション5選でした!

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