マンションの売却相談、担当者はこれを聞きたい!

買った時のことを教えてください

どんな物件であれ、その物件を購入したのには理由がありますよね。

販売価格、立地、広さなど、様々な決め手があるかと思いますが、居住用不動産は基本的に「同じ境遇にいる人が同様の物件を検討する」傾向があります。

ここでいう「同じ境遇にいる人」とは、年齢・配偶者の有無・給与・働き方など、現在の生活環境が似ている人ということです。

というのも、1LDKの物件であれば、ファミリーよりも単身者またはカップルのお客様の方がそのマンションで過ごす生活を想像しやすく、住んでいても適切なサイズ感といえます。

そのため私はいつも、このマンションを購入した「動機」や「当時の状況」を、お客様にお聞きしています。そうすることで、「どのようなお客様に買っていただける物件なのか」を少しずつ予想しています。

住んでいた時のことを教えてください

居住用マンションでは、物件自体の設備(キッチン・洗面台・クローゼットなど)も大事ですが、「生活に便利な環境かどうか」という点も見逃せません。

そのマンションに住んでいてなにが便利だったか、周辺にあるどのような店舗や公共施設(スーパー・クリーニング店・病院・教育施設など)を利用したのかなど、一番知っているのは入居者様ご本人です。

周辺環境のみならず、マンションに併設されている共用部(ラウンジ・ジムなど)の利用頻度や用途についても同様になります。

こうしたリアルな体験談は、マンション購入を検討しているお客様にとって非常に有益な情報となりますので、そのマンションでの生活についてもぜひお聞かせください。