目次
・マンションの寿命
・法定耐用年数とは
・マンションの建て替え
・寿命の長いマンションを見極める
・その他チェックポイント
▼詳しくはこちらの動画から
マンションの寿命
マンションは、適切にメンテナンスされれば100年以上維持することが可能です。国土交通省によると鉄筋コンクリート造(RC造)の平均寿命は68年ですが、最長の寿命は120年程度にもなります。外装仕上げによってさらに150年程度に延命されます。
適正なメンテナンスとは…
・外装塗装
・外壁タイル
・共用部分の補修
・屋上の防水処置
・配管 などの定期的な管理と修繕
法定耐用年数とは
マンションの寿命≠法定耐用年数
法定耐用年数とは、会計上の建物の資産価値がゼロになるまでの年数(減価償却が計上できる期間)のことです。一般的なマンションの法定耐用年数は、47年と言われていますが、47年で住めなくなってしまうわけではありません。
マンションの建て替え
建て替えのための取り壊し費用や建築費用は、区分所有者が負担します。建て替え中の仮住まいの費用や引越し代などもかかります。
建て替えをするためには…
区分所有者および議決権の各5分の4以上の賛成が必要です。建て替え前よりも住戸を増やして建て替えが可能な場合は、増えた住戸の販売利益を建て替え資金に充当できることもあります。
寿命の長いマンションを見極める
<耐震基準を満たしているか>
1981年6月以前の建物は、「旧耐震基準」です。
1981年6月以降は、「新耐震基準」が適用されています。(震度6~7レベルの揺れでも建物が倒壊しない構造基準)
2000年、「建築基準」が改正され、「新・新耐震基準(2000年基準)」が設置されました。(地盤調査、耐力壁が配置など)
中古マンションを検討する際は、特にこの二つの基準(「新耐震基準」、「新・新耐震基準(2000年基準)」)を満たしているかを確認するようにしましょう。
<構造もチェックしましょう!>
鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造は、耐久・耐震・耐火などに優れています。
その他チェックポイント
☑配管のメンテナンス
☑コンクリートの状態
☑管理の状態
☑大規模修繕の実施状況や修繕計画
不動産に関するご相談、ご質問はお気軽に一心エステートまでご連絡ください。
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