マンション購入者必見!一階上がるほど値段が高い理由を解説

マンションは一階上がるほど値段が高くなります。低層階であっても適切に売り出せば、理想的な価格で売却できるかもしれません。

高層階のマンションほど値段が高い理由などを解説します。

マンションが一階上がるほど値段が高い理由

マンションは階数によって値段が異なり、一階上がるほど値段が上がっていきます。値段が上がる理由としては、主に下記の3点が挙げられます。

  • 快適さ(日当たり・眺望など)
  • 付加価値がつきやすい
  • 希少性が高い

それぞれの理由について詳しくみていきましょう。

快適さが違う

マンションは高層階になるほど遮る建物がなくなるため、日当たりや眺望が良くなり、快適に過ごしやすいです。日当たりは明るさや室温などにも影響があり、冬場の寒い時期でも暖かいでしょう。

また、眺望が良いと開放感も良く、立地によっては付加価値がつく物件もあります。

付加価値がつく部屋にできる

マンションの高層階はルーフバルコニーがついていたり、最上階になると専有面積が広くなったりと中低層階に比べ、付加価値がつきやすくなります。

ルーフバルコニーは下の階の屋根部分を床にしたバルコニー(広めのオープンスペース)です。ガーデニングやアウトドア、洗濯物干しなどさまざまな用途で活用でき、ベランダバルコニーよりも広く開放的なのが特徴です。

希少性が高い

マンションの高層階は希少性が高いため、高値でも売れやすいです。加えて、高層階に住む人は社会的にも地位が高いイメージがあり、ステータスを求めた購入需要もあるでしょう。

マンションの各階に住むメリット

高層マンションは高さ31m以上または10階建て以上のマンションを指します。また、20階を超えると一般的にタワーマンションとなります。

マンションは階数によって高層階・中層階・低層階に分けられます。ここでは、各階に住むメリットやマンション購入におすすめの階数などをみていきましょう。

マンションの高層階に住むメリット

マンションの高層階に住むメリットとしては、見晴らしの良い眺望や日当たりの良さはもちろんのこと、風が強い高層階では蚊などの虫が発生しにくいでしょう。また、周囲から見られる可能性も低いため、プライバシーが保てるのも利点の1つです。

ただし、エレベーターが来るまで時間がかかる点や非常時の階段移動が大変などのデメリットもあります。マンションの高層階は、日常生活の中で眺望の良さを感じていたい、周囲の騒音を感じずに過ごしたいなど住環境を重要視する人におすすめです。

マンションの中層階に住むメリット

マンションの中層階に住むメリットとしては、高層階と低層階に挟まれているため、1年中過ごしやすいことが挙げられます。

例えば冬場は熱が逃げにくく暖かいです。夏場は高層階ほど直射日光を浴びることがないため、涼しいです。よって、年間を通じて快適に過ごせるでしょう。

また、ある程度高さがあるため、周囲の目線が気になりにくく、値段も高層階よりはお手頃に購入しやすいメリットがあります。

ただし、高層階に比べると生活音が気になる可能性があります。マンションの中層階は日当たりや眺望をある程度確保しつつも、エレベーター利用時の混雑が少なめなど住環境と利便性のバランスを重要視する人にはおすすめです。

マンションの低層階に住むメリット

マンションの低層階に住むメリットとしては、地上階まで高さがないため、エレベーターを使用しなくても非常階段で移動しやすいです。また、災害時にもすぐに避難しやすいでしょう。そして、中高層階に比べ、低価格で購入しやすく、地上階であれば庭付き物件も良く見られます。

ただし、周辺環境によっては騒音が大きい点や日当たりが十分でない可能性もあります。

マンションの低層階は、高所が苦手な人やペットを飼っている人などにおすすめです。ベランダや窓からペットが転落する場合、低層階ほど危険性が低くなります。

マンション購入におすすめの階数

マンション購入におすすめの階数は居住性と資産性が関係します。居住性と資産性どちらもバランス良く考慮すると、一般的な平米数の高層階がおすすめです。購入需要からみて高層階でも平米数が広すぎると、買い手がつきにくいと考えられます。

一般的な平米数であれば生活イメージもしやすく、高層階であるほど資産価値も高くなりやすいでしょう。

居住性の観点でみていくと、重視したい住環境のポイントやライフステージに応じて選ぶと良いでしょう。日当たりや眺望を重要視したい場合は高層階が、地上階への移動のしやすさや子ども・ペットが動き回りやすい環境と考慮すると低層階がおすすめといえるでしょう。

低層階のマンションでも高く売る方法

マンションの低層階は中高層階に比べ、一般的に値段が安くなる傾向があります。しかし、購買需要が高い時期に売り出せば、理想的な価格で売却できるかもしれません。

マンションの需要がもっとも高まるのは、新年度の直前となる1月〜3月とされています。売り出してから売却までに約3カ月かかると言われているため、10月〜12月くらいから売却に動き出すのがおすすめです。

査定を受けて、実際にどれくらいで売れそうかを確認することも大事です。不動産会社は過去の事例や周辺相場を調べたうえで査定額を算出するため、適切な売却価格が分かります。

マンション売却での階数以外のチェックポイント

マンション売却において、高層階であるほど高額で取引されやすいことが分かりました。では、階数以外ではどのようなチェックポイントがあるのでしょうか。詳しくみていきましょう。

マンションの価格は「立地」が1番の決め手

資産価値があるマンションの特徴としては、新築・中古ともに立地が1番の決め手になっています。新築でマンションを購入すると資産価値として、建物の価格は高い状態ですが年々下落していきます。

しかし、人気のあるエリアに立地していると土地の価格は下がりにくく、場合によっては購入時よりも高額になっているケースもあり、資産価値全体が下がりにくくなるといえるでしょう。

また、立地で考慮するポイントとしては、過去に災害時に浸水や液状化が発生しているか否かも重要です。ハザードマップで確認しておくことで、地価下落リスクを事前に回避できるでしょう。

売り出す時期も重要

マンションは売り出す時期も重要になってきます。マンションは新生活に向けて1〜3月と、異動が多い9〜10月が購入需要が高まる時期になっています。

売却活動は平均して3カ月ほどかかることを考慮すると、1〜3月の売却を目指すためには11月頃から、9〜10月の売却を目指すなら7月頃から始めると良いでしょう。

反対に、12月は新築マンションの発売戸数がもっとも多い月です。そのため、この頃は売却しにくい、または安値での売却になりやすいといえるでしょう。

築年数や管理状況

築年数や管理状況もマンション売却の値段に影響するポイントになります。中古マンションは、築年数が浅いほうが高く売れます。

特に1981年より前に建築されたマンションは旧耐震基準の建築物になるため、震度5程度の地震には倒壊しませんが、近年発生している東日本大震災や能登大震災などのような震度7レベルの地震では倒壊のおそれもあります。

よって、1981年以降に建築された新耐震基準に対応したマンションのほうが高値で売れやすいでしょう。また、適切な時期に大規模修繕が実施されているマンションは管理状況が良いと評価されるため、高値になりやすいでしょう。

売り出し価格

マンション売却では、不動産会社の査定額をもとに最終的には売主が売り出し価格を決めるため、信頼できる不動産会社に相談することをおすすめします。なぜなら、売り出し価格によって早期に売却できるか売れ残るかが決まるためです。

売り出し価格が周辺の同条件のマンションに比べ、高額であると買い手がつきにくく、売れ残りやすくなります。反対に相場よりも安値で売却すると住宅ローンが残っている場合は残債が手元に残るオーバーローンになりがちです。よって、査定額が相場と合致していれば適正な売り出し価格での売却につながります。

そのためには周辺のマンション相場に熟知していて、適切なアドバイスを行ってくれる不動産会社との付き合いが必要です。不動産会社の選定を行う際には、これまでの売買実績や売主の口コミなどを参考に何社か候補を挙げて、最終的に信頼できる不動産会社を決めると良いでしょう。

売却を依頼する不動産会社の見極め方

マンション売却を依頼する不動産会社の見極め方として、他にも類似物件の販売実績や担当者の対応、査定額の根拠などが挙げられます。不動産会社の担当者の対応は口コミだけでなく、実際に来店してやり取りを交わすことで見極めるのも良いでしょう。

また、査定額を出してもらった際に根拠を具体的に説明してもらえたかという点も重要です。曖昧な説明や質問に的確な回答が得られない対応であれば、他社への売却依頼を検討してみるべきでしょう。