タワマンの夜景はすぐに飽きる?夜景に飽きやすい人の特徴や夜景を長く楽しむためのポイントを紹介

タワマンの購入理由として、高層階からの眺望を挙げる方は少なくありません。

しかし、初めて夜景を見たときは感動しても「毎日見たら飽きるのではないか」と不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

タワマンの夜景に飽きるかどうかは個人差があり、短期間で飽きる人もいれば、長年楽しめる人もいます。

タワマンに長く住んでいると夜景に飽きるのか、夜景に飽きる人にはどのような特徴があるのか、などについて詳しく解説します。

タワマンの夜景は飽きる?結論は人それぞれ

タワマンの高層階から見る夜景は見事ですが、毎日見ていたら飽きるのではないかと考える方もいるでしょう。

結論からいうと、タワマンの夜景に飽きるかどうかには個人差があります。

実際、タワマンに住んでいる方の口コミや体験談をチェックすると、「2カ月くらいで飽きた」「夜はいつもカーテンを閉め切ってます」などの意見が見られます。

また、室内の様子が窓に映らないようにして夜景を見るには、部屋の照明を消さなければならないのが面倒で見なくなったと、という方もいるようです。

一方で「十年以上住んでいるけれどまったく飽きない」「家族は飽きたようだけど、自分は夜景が好きだから今でも眺めを楽しんでいる」という方も少なくありません。

以上のことから、タワマンの夜景に飽きるか否かは個人差が大きく、実際に住んでみないと分からないというのが実情でしょう。

タワマンの夜景に飽きる人の特徴

タワマンの夜景に飽きるかどうかは個人差が大きいと説明しましたが、タワマンに住んでみる前に、飽きるかどうかをチェックするポイントがいくつかあります。

もちろん、以下で紹介するポイントはあくまで目安ですが、夜景のきれいなタワマンを購入するかどうか悩んでいる方は、一度チェックしてみるとよいでしょう。

タワマンの夜景に飽きやすい人の特徴は以下の通りです。

  • 景色に新鮮味を求める人
  • 毎日多忙な人・面倒くさがりの人

以下ではそれぞれの特徴について詳しく解説します。

景色に新鮮味を求める人

まず、窓から眺められる景色に動きや新鮮味を求める方は、タワマンの夜景に飽きてしまう可能性があります。

立地にもよりますが低層のマンションであれば、行き交う人々や季節の移り変わりなどを見ることができるでしょう。

一方、タワマンは付近に大きな建物が建ったり、大規模な再開発が行われたりしない限りは、基本的にほぼ毎日同じ景色を眺めることになるからです。

特に夜景は昼間の景色よりも色彩に乏しいため、短期間で新鮮味が失われやすく、人によっては数日で飽きてしまうこともあります。

毎日多忙な人や面倒くさがりの人

照明がいらない日中であれば、景色を見ながら家事をしたり、身支度をしたりできます。

しかし、夜景は照明を付けたままだと窓に室内の様子が反射するため、きちんと楽しむためには部屋の明かりを消さなければなりません。

真っ暗な室内で移動したり、作業したりするのは、日常生活では難しいでしょう。

さらに、夜景を楽しむときは別の作業をしながらではなく、景色を眺めるためだけの時間を確保する必要があります。

そのため、時間が取れないほど忙しい、あるいは都度照明を消すのが面倒臭いという方は、夜景を楽しもうという気持ちも薄れ、次第に飽きてしまうかもしれません。

タワマンの夜景に飽きないようにするためのポイント

せっかくタワマンを購入したのだから、ずっと夜景を楽しみたいという方もいるでしょう。

タワマンの夜景をできるだけ長く楽しむために、マンション購入時はポイントを説明します。

夜景を遮る障害物はないか

一般的に、20階以上あるマンションがタワーマンションと呼ばれています。

普通のマンションよりもかなり高さがあるので、通常は夜景を遮る障害物に悩まされる心配はありません。

しかし、周囲にタワマンが立ち並んでいる地域では、ほかの建物に視界が塞がれてしまうことがあります。

また、購入当時は見晴らしが良くても、将来近場で大きな建物が建設される可能性もあるでしょう。

タワマンから見る夜景の妨げにならないように、周囲で高層マンションや高層ビルの建設が行われにくい物件を選ぶことをおすすめします。

景色に動きがあるか

どれだけ素晴らしい夜景でも一年中まったく景色に動きがないと、絵画をずっと眺めているような気分になり、新鮮味が薄れてしまいます。

長くタワマンの夜景を楽しみたい方は、窓から眺める夜景に多少なりとも動きがあるかどうかをチェックしておくとよいでしょう。

たとえば、電車や車が見える物件や、ナイトクルーズが運行する海に近い物件など、周辺の景色が目まぐるしく変化する地域の物件などが挙げられます。

夜景に動きがあることで、長時間眺めていても飽きにくい傾向にあります。

階層の検討は慎重に

タワマンの眺望は高層階ほどよいというイメージがありますが、必ずしもそうとはいい切れません。

確かに高層階のほうがより遠くの景色を眺めやすいですが、眼下にある景色との距離も開いてしまうため、光を小さく感じてしまう可能性があるからです。

より華やかな夜景を楽しみたい方は、安易に高層階を選ばず、景色の見え方に応じてタワマンの階層を検討してみるとよいでしょう。

都内で夜景がきれいに見えるタワマン3選

ここでは、夜景にこだわりがある方のために都内にあるタワマンを3つピックアップしました。

キレイな夜景が見たい方はぜひ参考にしてみてください。

ブリリアタワー東京

ブリリアタワー東京は、東京都墨田区にある地上45階建てのタワマンです。

北向き住戸はスカイツリーを、西向き住戸は東京都心の街並みをそれぞれ一望できる造りになっており、圧巻の夜景を堪能できます。

また、最上階にある展望ラウンジはオープンデッキになっており、夜景と星空の両方を楽しめるところが魅力です。

浅草にも近いため、夏は隅田川の花火が眺められる特等席となっています。

眼下には広々とした錦糸公園が広がっているので、夜景だけでなく日中の景色も楽しみたいという方におすすめです。

参考:東京建物不動産販売株式会社「ブリリアタワー東京 プレミアムサイト

パークコート浜離宮ザ タワー

パークコート浜離宮ザ タワーは、東京都港区浜松町1丁目にある地上37階建てのタワマンです。

南向きを中心に、角住戸率が半数以上という物件となっており、良好な展望が期待できるでしょう。

さらに、室内はワイドバルコニーを採用することで風通しがよく、室内から素晴らしい夜景を一望できるぜいたくな造りになっています。

また屋上には、共用施設であるスカイウォークガーデンを設置。

開放感のあるオープンスペースからは、東京タワーや浜離宮恩賜庭園、東京湾、都心のビル郡の夜景を堪能できます。

参考:三井不動産グループ「パークコート浜離宮 ザ タワー

東京ツインパークス

東京ツインパークスは、東京都港区東新橋にある地上47階建てのタワマンです。

名前の通り、レフトウィングとライトウィングと呼ばれる2つのタワーで構成されており、部屋によって眺望が異なるところが特徴です。

オーシャンビューの部屋は浜離宮庭園から東京湾、レインボーブリッジを見渡せて、海辺の夜景を楽しめます。

一方のシティービューでは、東京タワー越しに都心の中心エリアを一望でき、眼下にひしめく街の明かりを堪能することが可能です。

共用施設のビューラウンジのほか、スカイスウィート(ゲストルーム)でも東京の夜景を望められます。

そのため、来客者にもすてきな景色を味わってもらいたい、という方にぴったりです。

昼間は浜離宮庭園の美しい緑も眺められるため、夜景だけでなく日中も素晴らしい景色で癒されたいというニーズもかなえてくれます。

参考:住友不動産の賃貸レジデンス「【公式】東京ツインパークス