【なぜ?】マンションの1階が売れない理由7選|対処法,売りやすいターゲット層も

  • マンションの1階が売れない理由
  • マンションの1階が売れないときの対処法
  • マンションの1階を売りやすいターゲット層
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高田社長

マンションの一階住戸を売却に出したものの、なかなか反響が得られず「なぜ売れないのか」と悩んでいる方も少なくありません。

そこで本記事では、マンション一階が売れにくい理由やマンションの1階が売れないときの対処法について詳しく解説していきます。

ちなみに、不動産売却に関するお悩みをお持ちの方には、高田の無料オンライン相談がおすすめです!

マンションの1階が売れない理由7選

まずは、マンションの1階が売れない理由を7つに分けて解説します。

理由①:通りから見えやすいから

マンションの1階が売れない理由の1つ目は、通りから見えやすいからです。
マンション1階の部屋は、道路や歩道を行き交う人から室内が見えやすいため、プライバシーを確保しにくいというデメリットがあります。
カーテンを開けていると部屋の様子や生活感が丸見えとなり、居住者が心理的ストレスを感じてしまいます。
そのためプライバシーを重視する購入希望者には敬遠されやすく、売却が難しくなる一因となります。

    

理由②:日当たりが悪いから

マンションの1階が売れない理由の2つ目は、日当たりが悪いからです。

マンションの1階は他の階に比べて日当たりが悪く、室内を暗く感じる場合があります。

特に周囲に建物があると太陽の光が遮られやすく、朝や昼でも照明が欠かせません。十分な採光が確保できない点は物件としての魅力が下がってしまいます。

   

理由③:景観が悪いから

マンションの1階が売れない理由の3つ目は、景観が悪いからです。

1階の窓から見える景色は、他の階と比べて視界が開けていないことが多く、外の景色を楽しめる部屋は少ないです。
また、マンションの立地場所によっては、隣の建物やスーパーの出入口、駐車場などが目の前にあり、生活感が強くでてしまいます。

とくに、高級マンションのようなブランドイメージを重視する購入者にとっては、景観の悪さがマイナスイメージにつながります。

   

理由④:防犯面で不安があるから

マンションの1階が売れない理由の4つ目は、防犯面で不安があるからです。

1階は道路や外部から直接アクセスしやすく、空き巣や不審者の侵入リスクが他の階よりも高い傾向があります。

特に女性の一人暮らしや子どもがいる家庭は1階を避けがちです。

    

理由⑤:騒音/排気ガスが気になりやすいから

マンションの1階が売れない理由の5つ目は、騒音や排気ガスが気になりやすいからです。
道路に面しているマンションの1階は車の走行やエンジン音、歩行者の話し声などが室内に届きやすいです。また、駐車場の近くでは車の排気ガスが入り込み、洗濯物や室内の空気が汚れることもあります。
実際に住んでみてから「洗濯物が排気ガスで汚れる」「騒音が気になって眠れない」といった不満が出ることも少なくありません。
このように騒音や大気汚染のリスクが、マンション1階の購入を敬遠する理由の1つになっています。

   

理由⑥:浸水の危険があるから

マンションの1階が売れない理由の6つ目は、浸水の危険があるからです。

近年はゲリラ豪雨や台風の影響で、各地で浸水被害が発生しています。

その中でもマンションの1階は冠水や浸水のリスクが高く、浸水被害にあった住宅は買い手から敬遠されがちです。

浸水被害不安のある地域では、購入後の保険料が高くなることや、資産価値が下がるリスクもあります。こうした災害リスクを考慮して、あえて1階を避ける購入者も多く、売却がスムーズに進みにくくなるのです。

   

理由⑦:害虫が発生しやすいから

マンションの1階が売れない理由の7つ目は、害虫が発生しやすいからです。

地面に近い1階は、ゴキブリや蚊、ねずみなどの害虫が入り込みやすい環境にあります。

とくに近隣に飲食店がある場合や、建物の構造に隙間がある場合には、屋内に虫が侵入しやすくなり、衛生面での不安が高まります。

実際入居してから「ねずみが出た」「虫が多すぎて眠れない」と問題になることも。こうした害虫問題があると、購入希望者の印象が大きく下がり、売却に影響を及ぼすことになります。

   

【アピールに使える】マンションの1階に住むメリット

続いて、マンションの1階に住むことによって得られる主なメリットを5つ紹介します。

メリット①:マンションへの出入りが楽

マンションの1階に住むメリットの1つ目は、出入りが楽なことです。

マンションの1階はエレベーターを待つ必要がなく、外出や帰宅がスムーズです。

とくに買い物帰りや小さな子ども連れ、高齢者にとっては階段やエレベーターの利用が負担になるため、出入りがしやすいことはマンションの1階の大きな魅力です。

  

メリット②:落下の心配がない

マンションの1階に住むメリットの2つ目は、落下の心配がないことです。

高層階では、子どもやペットの転落事故への不安がありますが、1階であれば心配は不要です。

また、洗濯物を外に干す際も、万が一落ちても地面なので被害が最小限で済みます。

落下の心配がないことは、安全性を求める購入層にとって魅力的なメリットです。

  

メリット③:下の階を気にせず生活できる

マンションの1階に住むメリットの3つ目は、下の階を気にせず生活できることです。

上の階に住んでいると、足音や物音に気をつかいますが、1階はそのような配慮が不要です。

とくに小さい子どもが走り回ったり、大きな音をたててしまうことが多い家庭にとっては、周囲に気兼ねなく過ごせる環境を手に入れられます。

ストレスを感じずに生活できる点は、1階に住むメリットの1つであり、快適な住環境につながります。

   

メリット④:緊急時に避難しやすい

マンションの1階に住むメリットの4つ目は、緊急時に避難しやすいことです。

火災や地震などの災害が発生した際、1階であればすぐに外へ避難することができます。

高層階ではエレベーターが止まると避難が困難になりますが、1階であれば階段も使いません。

とっさの行動が求められる場面で、安全に移動できる点は物件を選ぶ上での安心材料といえます。

このように、昨今の防災意識の高まりや災害時のリスク回避という観点からも1階には一定の需要が見込まれます。

    

メリット⑤:物件によっては庭を使える

マンションの1階に住むメリットの5つ目は、物件によっては庭を使えることです。

1階の部屋には専用に庭がついていることがあり、家庭菜園やアウトドアスペースとして活用できます。

プライベートな屋外空間があることで、子どもやペットを自由に遊ばせたり、ガーデニングを楽しめます。マンションでありながら戸建て感覚を味わえる点は、上層階にはない1階ならではのメリットです。

   

マンションの1階が売れないときの対処法

続いて、マンションの1階が売れないときの対処法を5つ紹介します。

対処法①:マンション売却に強い不動産会社に仲介を依頼する

マンションの1階が売れないときの対処法の1つ目は、マンション売却に強い不動産会社に仲介を依頼することです。
1階の物件には特有のデメリットがあります。

デメリットを理解したうえで、出入りのしやすさや災害時の避難のしやすさなどのメリットに置き換え、購入ターゲット層に響く提案をすることが重要です。
そこで地域に詳しく、過去の販売実績が豊富な不動産会社が仲介に入れば、1階物件の強みを活かしたアピールが期待できます。

   

対処法②:売却時期を慎重に選ぶ

マンションの1階が売れないときの対処法の2つ目は、売却時期を慎重に選ぶことです。

2〜3月は転勤や引っ越しが多くなり、新生活のスタートに向けてのマンション需要が高まります。

このタイミングで売り出すことで、売却しやすくなるでしょう。

決して売り急がず、時期を見極めることによって、より良い条件での売却につながりやすくなります。

   

対処法③:余裕を持った売却スケジュールを組む

マンションの1階が売れないときの対処法の3つ目は、余裕を持った売却スケジュールを組むことです。

「売れなかったらどうしよう」と不安になると、早期に値下げを検討せざるを得ない状況にもなりかねません。

あらかじめ余裕のあるスケジュールを立て、計画的に準備を進めることが大切です。

   

対処法④:見栄えのよい内観写真を撮影する

マンションの1階が売れないときの対処法の4つ目は、見栄えのよい内観写真を撮影することです。
内覧前の第一印象を左右するのが内観写真です。
とくに1階は日当たりが悪い印象を与えやすいため、明るい時間帯を選び、照明の使い方を工夫して撮影することが見栄えの良い写真を撮るコツです。

他にも清潔感や空間の広さが伝わるよう、余計な家具や荷物は片付けた状態で撮影しましょう。
内観写真のクオリティを高め内見希望者の数を増やすことで、売却成功の可能性が高まります。

   

対処法⑤:1階に住むメリットを伝える

マンションの1階が売れないときの対処法の5つ目は、1階に住むメリットを伝えることです。

1階特有のメリットをしっかり伝えることが、売却成功につなげるポイントです。

出入りのしやすさや防災面での安心感、専用庭のある開放的な空間など、ターゲット層ごとに魅力に感じる点はそれぞれです。購入希望者のニーズに合わせてアピールすることで、より購入意欲を引き出せます。

   

マンションの1階を売りやすいターゲット層

続いて、マンションの1階を購入する可能性が高い代表的なターゲット層を紹介します。

小さな子どものいる夫婦

子育て世帯はベビーカーでの移動のしやすさや、子どもの足音を気にせず暮らせる住環境を求めています。

マンションの1階であれば、エレベーターを使わずに出入りできる点や、下の階を気にせずに生活できる点が大きなアピールポイントです。また、庭付きの物件であれば、子どもが安全に遊べるスペースとして活用できることもあります。

このように、マンションの1階は子育て世帯にとって安心で暮らしやすい住まいとして売りやすいといえます。

    

子どもと別居している高齢者

エレベーターを使わずに出入りできる点や、緊急時の避難がしやすい点は、すでに子どもと別居している高齢者にとって大きな安心感につながります。

マンションの1階は生活動線が短いため、移動の負担が少なく、買い物やゴミ出しなどのちょっとした外出も気軽です。転倒や移動時の不安が少ない住環境は、シニア層にとって魅力と間いられるため、マンションの1階には一定の需要があります。

心穏やかな暮らしを好む高齢者にとって、無理なく日常を送れる環境として選ばれることも多いです。

   

まとめ:売れないマンションの1階の売却を成功させよう

今回は、マンション1階が売れにくい理由やマンションの1階が売れないときの対処法について解説しました。

マンションの1階の売却でお困りの方は、本記事を参考にして、マンションの1階の売却を成功させてみてください。