駅近のマンションでも売れない理由10選|対処法,相場の調べ方も

  • 駅近のマンションでも売れない理由
  • 駅近マンションが売れないときの対処法
  • 駅近マンションの資産価値の判断要因
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高田社長

「駅近の物件は売れやすい」というイメージを持つ方は多いかもしれませんが、実は近年、駅近のマンションであっても売れにくいケースが増えています。

本記事では、駅近のマンションでも売れない理由や駅近マンションが売れないときの対処法を詳しく解説します。

ちなみに、不動産売却に関するお悩みをお持ちの方には、高田の無料オンライン相談がおすすめです!

目次

前提:駅近のマンションは売れやすい

駅近のマンションは一般的に非常に売れやすい傾向があります。

その理由は、まず交通の利便性が高く、通勤や通学、買い物に便利なため幅広い世代からの需要があることです。

また、駅周辺は商業施設や医療機関など生活に必要な施設が揃っていることが多く、生活の快適さも確保しやすい点が魅力です。

さらに、将来的に売却や賃貸に出す際にも、駅近という立地の良さは高い資産価値を保ちやすく、買い手や借り手が見つかりやすいため、流動性の高い資産としても注目されています。

    

駅近のマンションでも売れない理由10選

まずは、駅近のマンションでも売れない理由を10個紹介します。

理由①:相場よりも高い金額で売り出しているから

駅近のマンションでも売れない理由の1つ目は、相場よりも高い金額で売り出しているからです。

今では不動産ポータルサイトなどで簡単に物件情報を得られるため、実際の売り出し価格や成約価格から確認できます。

売りたいマンションに近い物件を探し出し、直近の取引実績を調べると、相場が確認できるでしょう。

とはいえ、不動産の販売価格は駅からの距離だけでなく、さまざまな要素が影響します。

例えば、駅近のマンションでも、周辺地域の立地条件が悪いと価格が下がります。

また、取引をする時期で価格が変わることも珍しくありません。

相場を把握せず、適正価格よりも高い価格で販売している場合は売れにくくなるでしょう。

    

理由②:日当たりや景観が悪いから

駅近のマンションでも売れない理由の2つ目は、日当たりや景観が悪いからです。

駅周辺にマンションや大型ビルなどの高い建物が林立している場合、日当たりや景観が悪くなります。

特に低層階だと、より日当たりや景観が悪くなり注意が必要です。

さらに、日当たりが悪いと、室内に湿気がこもりカビが発生しやすくなります。

日当たりや景観が悪いマンションを売り出す場合、内装や周辺の利便性などアピールポイントを見直しましょう。

    

理由③:周辺の治安が悪いから

駅近のマンションでも売れない理由の3つ目は、周辺の治安が悪いからです。

駅周辺に繁華街があるエリアは、夜の治安がよくないこともあります。

特に、幼い子供のいるファミリー層向けのマンションで周辺の治安が悪いと、子供への影響を危惧して購入を敬遠されてしまいます。

治安の良し悪しは購入時の判断材料になりますので、地域の安全性などの情報提供が大切です。

    

理由④:マンションのセキュリティが不十分だから

駅近のマンションでも売れない理由の4つ目は、マンションのセキュリティが不十分だからです。

近年のマンションは、オートロックや監視カメラ、管理人の常駐などセキュリティが整っているところが多いです。

そのため、セキュリティ設備が整っていない場合、候補から外されやすくなります。

とはいえ、マンション全体のセキュリティをすぐに強化することは難しいです。

鍵を防犯性に優れたものにするなど、セキュリティ対策をしてから売り出しましょう。

   

理由⑤:築年数が古いから

駅近のマンションでも売れない理由の5つ目は、築年数が古いからです。

築年数の古いマンションは、設備や共用部分などの状態が悪い可能性が高くなります。

特に、1981年6月以前の物件は、旧耐震基準で建設されているため、耐震性を心配する方が多いです。

また、築年数が古くなるほど修繕積立金が高くなるため、購入を避けられます。

内装や設備のリフォームなど適切な対策をして、魅力的に感じるポイントを作り出しましょう。

    

理由⑥:周辺エリアに競合物件が多いから

駅近のマンションでも売れない理由の6つ目は、周辺エリアに競合物件が多いからです。

相場を考慮した売り出し価格に設定したとしても、周辺エリアに競合物件が多いと、相場の価格では売れにくい場合があります。

例えば、同じ駅からの距離で、より新しいマンションやより安い価格の条件で物件が出ていると、選ばれにくくなります。

希望価格で売りたい場合、競合物件が売りに出されていない時期にずらすなど検討しましょう。

   

理由⑦:間取りが微妙だから

駅近のマンションでも売れない理由の7つ目は、間取りが微妙だからです。

近年では、広いリビングやオープンキッチン、十分な収納スペース、独立洗面台など、現代のライフスタイルに合った間取りが求められます。

周辺エリアのニーズに合ったマンションを売りに出しましょう。

   

理由⑧:マンションの管理状態がよくないから

駅近のマンションでも売れない理由の8つ目は、マンションの管理状態がよくないからです。

「マンションは管理を買え」と言われるほど、マンションの管理状況は重視されます。

内覧時に清掃が行き届いておらずゴミが落ちていたり、設備などのメンテナンスができていないなど、適切に管理できていないマンションは、印象が悪くなることもあります。

印象が悪いと、その後の交渉にも悪影響を及ぼし、物件が売れなくなる可能性が高いです。

印象を悪くしないためにも、定期的に清掃や設備交換を行いましょう。

    

理由⑨:マンションに駐車場がないから

駅近のマンションでも売れない理由の9つ目は、マンションに駐車場がないからです。

駅近であっても、車を必要とする方は一定数いるため、駐車場の有無は重要になってきます。

とくに、子供がいる家族や車を持つ方にとっては、駐車場がないことを理由に購入を見送るケースも少なくありません。

マンションに駐車場がない場合は、近くの駐車場情報を提供しましょう。

   

理由⑩:担当の不動産仲介業者がよくないから

駅近のマンションでも売れない理由の10個目は、担当の不動産仲介業者がよくないからです。

マンションや価格に問題がなくても、担当の不動産仲介業者に問題があることもあります。

問い合わせに対して不親切に対応したり、ホームページに掲載している写真が悪かったりすると、他の不動産仲介業者を探し始めてしまいます。

事前にマンション売却の実績が豊富で信頼できる不動産会社を調べておきましょう。

   

駅近マンションが売れないときの対処法

駅近でアクセスのいいマンションが売れないときは、ちょっとした工夫で売れる可能性が高くなります。

ここからは駅近マンションが売れないときの対処法について解説します。

対処法①:別の仲介業者に相談する

駅近マンションが売れないときの対処法の1つ目は、別の仲介業者に相談することです。

別の仲介業者に相談することで、売却がスムーズに行えるケースがあります。

担当者の販売意欲が低く、積極的に販売活動を行っていない可能性があるからです。

マンション売却に強く、信頼できる仲介業者に相談し、切り替えを検討しましょう。

   

対処法②:売り出し価格を見直す

駅近マンションが売れないときの対処法の2つ目は、売り出し価格を見直すことです。

駅近マンションは需要があるにもかかわらず売れないのは、相場よりも高い価格を設定している可能性があります。

周辺の相場価格を調査し、適正価格に見直すことで、購入者が興味を持ちやすくなります。

適正価格で売り出すために、不動産仲介業者に査定を依頼して相場を把握しましょう。

   

対処法③:売却時期を見直す

駅近マンションが売れないときの対処法の3つ目は、売却時期を見直すことです。

売却がスムーズにな時期とそうでない時期があり、時期を見直すことで状況が大幅に変わる可能性があります。

例えば、新生活が始まる前の2月~3月や異動や転勤が増える秋頃は引っ越しシーズンであり、需要が増え物件が売れやすい時期とされています。

一方、8月や12月は閑散期でなかなか売れない時期です。

売却時期を見直して、購入希望者の目に留まりやすくしましょう。

   

対処法④:ハウスクリーニング/ホームステージングを行う

駅近マンションが売れないときの対処法の4つ目は、ハウスクリーニング/ホームステージングを行うことです。

ホームステージングとは、室内をモデルルームのように演出するサービスです。

コーディネートした室内の写真を広告に掲載すれば、内見時の印象をアップできます。

また、物件の印象を少しでもよくするためにも、ハウスクリーニングも重要です。

清掃をプロに依頼するだけで、室内を見たときの第一印象が大きく変わります。

室内の印象をよくするために、ハウスクリーニングとホームステージングを行いましょう。

   

対処法⑤:賃貸に出す

駅近マンションが売れないときの対処法の5つ目は、賃貸に出すことです。

思うように売却できない場合は、賃貸に出すことも検討します。

特に、部屋数が少なくコンパクトな物件は、売却よりも賃貸に向いている場合が多いです。

駅近マンションは借りたい人にとって魅力的であり、買い手が見つからなくても賃貸物件としてならすぐに借り手が見つかることがあります。

賃貸として活用する場合は、将来的な売却を視野に入れた計画を立てましょう。

   

駅近マンションの資産価値の判断要因

駅近マンションは、最寄り駅の利便性や発展性などによって資産価値が変わってきます。

ここからは駅近マンションの資産価値の判断要因について解説します。

最寄り駅の利便性

駅近マンションの資産価値の判断要因の1つ目は、最寄り駅の利便性です。

駅から近いだけでなく、利用する駅に多くの路線が接続しているか、主要駅や急行が止まる駅、ターミナル駅かなどがポイントになります。

また、駅近くにスーパーがあり買い物しやすいか、通勤・通学に便利かなどもポイントです。

このような利便性が良い物件の資産価値は高く評価されるでしょう。

   

最寄り駅の発展性

駅近マンションの資産価値の判断要因の2つ目は、最寄り駅の発展性です。

駅周辺が今後発展するかどうかも、資産価値に影響を与えます。

現時点では生活環境が整っていなくても、都市計画や新しい商業施設の建設など、地域の発展性が期待される場合、マンションの資産価値は上がる可能性があります。

このように、今後の開発により地域の発展性が期待されるエリアであることは、大きなアピールポイントになるでしょう。

    

再開発のエリア内や隣接地にある

駅近マンションの資産価値の判断要因の3つ目は、再開発のエリア内や隣接地にあることです。

再開発エリア内や隣接地にあるエリアは注目度も高く、人気も出て売れやすくなります。

今後、再開発することが分かっていれば、人気が高まるタイミングで売り出すことで、高値での売却に期待できます。

また、再開発エリア内だけでなく、隣接地にあるエリアも価格の高騰が予想されます。

隣接地の開発情報など見逃さないよう注意しましょう。

   

ブランドマンションである

駅近マンションの資産価値の判断要因の4つ目は、ブランドマンションであることです。

ブランドマンションとは、知名度が高いディベロッパーが手掛けたマンションのことです。

大手が建てた安心感から人気が高く、ブランドマンションに限定して探す人もいるほど人気があります。

さらに、都心部の利便性の良い立地にあり、築年数が経過しても価値が落ちず、むしろ価値が上がるマンションをヴィンテージマンションといいます。

ブランドマンションは人気が高いため、高値での売却に期待できるでしょう。

   

築浅で管理状態が良い

駅近マンションの資産価値の判断要因の5つ目は、築浅で管理状態が良いことです。

マンションは経年により劣化するため、年を重ねることに資産価値は下落します。

そのため、新しいマンションが好まれやすいです。

築浅マンションは人気があるため、早期売却に期待できるでしょう。

    

駅近マンションの相場の調べ方

駅近マンションの相場は、知っておくことは大切です。

相場を知っておくと、査定額が妥当かどうか判断ができ、納得のいく売却につながるでしょう。

ここからは駅近マンションの相場の調べ方について解説します。

調べ方①:レインズマーケットインフォメーションで確認する

駅近マンションの相場の調べ方の1つ目は、レインズマーケットインフォメーションで確認することです。

レインズマーケットインフォメーションは、国土交通大臣の指定する機関が運営しているサイトで、過去のマンション売買価格をチェックできます。

マンションの成約事例まで掲載されており、都道府県・地域を指定し、沿線や最寄り駅、間取り、築年数などを絞り、取引情報を絞り込めます。

自身の所有しているマンションと近い条件を確認し、相場の価格を把握しておきましょう。

    

調べ方②:不動産ポータルサイトで確認する

駅近マンションの相場の調べ方の2つ目は、不動産ポータルサイトで確認することです。

不動産ポータルサイトとは、不動産の売却情報をまとめているサイトで、現在売り出されているマンションの情報を見られるため、最新の価格を確認できます。

ただし、サイト内で掲載されている価格は交渉が入る前の売り出し価格です。

実際に取引された金額ではないため、注意して確認しましょう。

    

調べ方③:不動産情報ライブラリで確認する

駅近マンションの相場の調べ方の3つ目は、不動産情報ライブラリで確認することです。

不動産情報ライブラリとは、国土交通省が運営しているサイトで、不動産の取引価格や地下公示等の価格情報、防災情報などを確認できます。

マンション価格を調べるまでの手順は、以下の通りです。

  1. 「不動産価格の情報をご覧になりたい方へ」の「データの検索・ダウンロード」をクリック
  2. 該当物件がある「地域」を選択
  3. 価格情報区分の「不動産取引価格情報」と「成約価格情報」にチェック
  4. 種類を「中古マンション等」に変更
  5. 時期を確認したい時期を選択

上記手順で検索すると、実際に不動産の取引を行った人へのアンケート結果をチェックできます。

    

調べ方④:不動産会社の査定を受ける

駅近マンションの相場の調べ方の4つ目は、不動産会社の査定を受けることです。

不動産会社にはさまざまデータがあり、今までの実績の中で積んだノウハウもあります。

建物の状態や設備による価値だけではなく、現在の市況や需給バランスまで加味した相場がわかります。

駅近マンションの売却時や販売中の価格の検討時には、不動産会社の査定を受けるのがおすすめです。

まとめ:売れない駅近マンションを売却しよう

今回は、駅近のマンションでも売れない理由や駅近マンションが売れないときの対処法について解説しました。

所有している駅近のマンションが売れなくて困っている方は、本記事を参考にして、ぜひ駅近のマンションの売却を成功させてください。